水間栄光 課長
福井自動車学校 指導員
さまざまな教習生との出会いがあり、そのたびに新しい発見と成長があります。


なぜ福井県自動車学園で働きたいと思いましたか?
私が福井県自動車学園を選んだのは、毎日いろいろな車に乗ることができる楽しさと、さまざまな年齢や国籍の方と接することができる点に魅力を感じたからです。教習所では、普通車だけでなく、大型車や二輪車など、いろいろな車を扱う機会があるため、常に新しい発見があり、毎日がとても充実しています。
また、教習生の年齢層や背景も非常に多様で、学生や社会人はもちろん、外国からの方々も多く訪れます。そうした方々と触れ合うことで、日々いろいろな価値観に触れることができ、自分自身も成長していると感じます。そして、繁忙期にはしっかりと仕事に集中し、閑散期には自分の時間を確保できるため、仕事とプライベートのメリハリがつけやすい点も働きやすい理由のひとつです。

リフレッシュするためにどのようなことをされていますか?趣味や休日の過ごし方などがあれば、ぜひ教えてください。
私のリフレッシュ方法のひとつは、スポーツ観戦です。休日にはよくいろいろなスポーツを観て楽しんでいます。特に好きなチームや選手を応援していると、とても元気が出ますし、応援することで自分自身の気持ちもリフレッシュできます。
この応援する気持ちは、教習生への指導にも通じています。教習生が運転の技術を少しずつ身につけ、成長していく姿を見守りながら、私自身も応援する気持ちで一緒に頑張っています。生徒さんたちが無事に免許を取得できるように、精一杯サポートしています。

これまでの指導経験の中で、特に印象に残っている生徒とのエピソードを教えてください。
今までたくさんの教習生を指導してきましたが、特に印象に残っているのは、本免許試験に合格した教習生が、取得したばかりの免許証をわざわざ見せに来てくれたことです。その生徒さんは最初は運転に不安を感じていましたが、少しずつ自信をつけていき、最終的には無事に免許を取得しました。免許を手にしたその笑顔を見たとき、私も本当に嬉しくなり、一緒に喜ぶことができました。
こうした瞬間に立ち会えることが、教習指導員としてのやりがいを感じる大きな理由のひとつです。


課長職としてスタッフヘの指導で気を付けていることを教えて ください。
スタッフ、特に若手はわからないことがあることも多いため、こちらから積極的に声をかけたり、いつでも気軽に質問できる職場の雰囲気づくりに力を入れています。困った時にすぐ相談できる環境を整えることで、スタッフ全員が安心して業務に取り組めるよう心がけています。コミュニケーションを大切にし、サポート体制をしっかりと築いています。

自動車教習の指導員として、これから学びたいこと、挑戦したいことは何ですか?
最近では、外国人の教習生も増えてきており、彼らともっと円滑にコミュニケーションをとれるようになりたいと思っています。言葉や文化の違いがあっても、しっかりと運転技術を伝え、安全運転の大切さを理解してもらうために、外国語の勉強や指導方法の工夫を続けています。
将来的には、外国人教習生ともさらにスムーズにコミュニケーションを取りながら、彼らが安心して運転できるようサポートできる指導員を目指しています。多様な生徒さんと触れ合いながら、一緒に成長していける環境を大切にしていきたいと思っています。
